恋を抱きしめよう-The Beatles 和訳④
- さばの味噌煮
- 2020年11月1日
- 読了時間: 4分
更新日:2020年12月11日
恋を抱きしめよう(We Can Work It Out)- The Beatles 1965年
恋愛の難しさを表現した一曲です。
ビートルズのメンバーであるポール・マッカトニーと婚約者のジェーン・アッシャーとの関係を歌にしたという。
一節では、ベトナム戦争の反戦運動の意味も込められていたとか。
We cna work it outは”僕らなら上手くやることができる”という意味ですが、邦題では「恋を抱きしめよう」となっています。
(著作権が厳しくyoutubeではあげられませんでした。申し立てがあれば削除します。)
(こっちがPVです)
歌詞と日本語訳
恋を抱きしめよう(We Can Work It Out )-The Beatles
Try to see it my way
Do I have to keep on talking till I can’t go on?
While you see it your way
Run the risk of knowing that our love may soon be gone
僕の立場になって考えてくれよ
いつまで話せばわかってくれるんだ?
君の考え方じゃ
僕らの恋はそろそろ終わりかも
We can work it out
We can work it out
僕らならうまくやれる
そう、僕らなら...
Think of what you’re saying
You can get it wrong and still you think that it’s alright
Think of what I’m saying
We can work it out and get it straight or say good nigh
自分の言っていることを考えろよ
間違っているのに、君は正しいと譲らない
僕のことも理解してよ
僕らならうまく解決できるはずさ
それとも、”おやすみ”で済ますのかい?
We can work it out
We can work it out
僕らならなんとかできる。
上手くやっていけるよ
Life is very short and there’s no time
For fussing and fighting, my friend
I have always thought that it’s a crime
So I will ask you once again
人生は短いんだ
だから、些細なことで喧嘩している時間なんてないだろ?
僕はいつも思うんだ
今のままじゃダメだって
だから、もう一度君に尋ねるよ...
Try to see it my way
Only time will tell if I am right or I am wrong
While you see it your way
There’s a chance that we might fall apart before too long
僕の立場になって考えてくれよ
時間が経てば、僕の正しさをわかってくれるのかい?
君の考え方じゃ
そうしないうちに、僕らはバラバラになってしまうよ
We can work it out
We can work it out
僕らなら上手くやれるさ
そう、僕らなら...
Life is very short and there’s no time
For fussing and fighting, my friend
I have always thought that it’s a crime
So I will ask you once again
人生は短いんだ
だから、些細なことで喧嘩している時間なんてないだろ?
僕はいつも思うのさ
今のままじゃダメだって
だから、君にもう一度尋ねるよ
Try to see it my way
Only time will tell if I am right or I am wrong
While you see it your way
There’s a chance that we might fall apart before too long
僕の立場になって考えてくれよ
時間が経てば、僕の正しさに気づいてくれるのかい?
君の考え方じゃ
そうしないうちに、僕たちはバラバラになってしまうよ
We can work it out
We can work it out
なんとかできるさ
僕らなら、上手くやれる
get A straight...正しく理解する
ex) Let me get this straght...きちんと説明させてください
crime...罪、残念なこと
still...依然として
fuss...から騒ぎ、口論、やきもちをすること
fall apart...壊れる、ばらばらになる
男の気持ちに反して、彼女は早く別れたいんでしょうかね。それとも、自覚がないだけで男がなにかやらかしちゃったとか、、

For fussing and fighting, my friend
とある通り、ポールとジェーンはポールの浮気によって結婚破棄(この曲が作られた3年後)となりました。

この曲は、ポールが1964年から1966年までの期間、ロンドンのアッシャー邸に間借りしているときに書かれたそうです。この期間中、ポールはジェーンを題材にし、数々の名曲を生み出していることから、アッシャー邸での生活は、とても刺激に富んだものだったとわかります。ジェーン邸での高貴な暮らしが、労働者階級だったポールにとって非日常的だったのでしょう。

また、ジョン・レノンが言うには、ポールはジェーンを誇らしく思い、尊敬していたらしいです。マリアンヌ・フェイスフル(英の女優兼歌手)によれば、少なくとも、二人の仲はあまり良さそうには見えなかった様です。お互いが大人過ぎて、完璧すぎて、どこかですれ違いが生まれていたのかもしれませんね。真意はわかりませんが。
Comments